1-1 お金を稼ぐのは難しいと人は言う

2020年01月02日

親戚のおばさんがまだ小学生の子どもにたくさんのお年玉を渡した。それを見て兄が言った。

「そんなに渡したらダメやって。もっとお金を稼ぐ難しさを教えんと。」

その言葉に私は疑問を抱いた。本当にそうだろうか。お金を稼ぐことは本当に難しいのか?お金を稼ぐことが難しいとしても、それをわざわざ教える必要があるのか?と。

確かにお金を稼ぐためにはそれ相応の努力、影響力、結果が必要である。しかし努力や影響力、結果さえあればそれに見合ったお金は手に入るという逆説も成り立つということ。ならば子どもに施すお金の教育に必要なことは、お金を稼ぐのが難しいことを知ってもらうことではなく、どうやったら稼ぐことができるかではないだろうか。


ではどうやったら努力、影響力、結果を出せるのか。

努力については量が大切である。量は質を保証する。逆に質は量を保証しない。どんなに丁寧にやっても進みが早くなるには時間がかかりすぎる。しかし失敗してもいいからたくさんの量をこなすと、自然と上達し、スピードも加速するだろう。

影響力は自信による部分が大きい。自信があるから自分をアピールできる。自信があるからここぞという時も動じない。自信があるように見えるから人が寄ってくるのだ。

結果とは自分の力の通知表。努力の成果、影響力の大きさによってどうにでも変化する。

お金を稼ぐには、自分の専門分野を極め(努力)、応援してくれる人を増やし(影響力)、一所懸命目の前のことに全力で取り組むのだ。

子ともにはこう言おう。

「このお金で好きなこと思いっきりやってね。」

いろんな意味や願いを込めて言った一言には何か感じるものがある。特に子どもはそういうものに敏感である。いつか言葉の意味を理解し、輝いてくれるだろう。だからもう子どもじゃないふくちゃんもそろそろ中間結果を出す時である。

© 2019.12.19 -人生はMMORPG- Twitter@OurAporo
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